乳がん告知から手術まで 乳がん日記

乳がん告知の日に決めたこと

2021年2月3日

乳がん告知、その日はとても冷静だった

乳がん告知は2019年8月23日。

地元の乳腺クリニックでした。
念のための生検だったのでまさか悪性とは思わず、驚きましたが、それでも冷静な自分がいました。
目の前のタスクをさくさくとこなしていく仕事モードで、「さっさと手術して、はやく健康になるよ~」という心境
(まあ、今から考えるとナメているなあとも思います)

クリニックの先生から、「がん治療のできる病院へ紹介状を書くので病院を決めてください」と病院リストを渡されました。
標準治療からブレなければそれほど病院の差はない自宅や職場から近いところが便利、とのことだったのでそれほど悩むこともなさそうだな、というのが当時の印象。
2~3日でさくっと病院は決定したのですが、またその経緯や病院選びのポイントなどもまた記事にできればいいなと思っています。

仕事柄か?もともとの性格か?、緊急事態にパニックにならずに冷静に判断・対応しようとするタイプなので、
この日もクリニックを出ても平常心、以前から約束していた知人との食事のため地下鉄に乗りました。
その地下鉄の中で決めたのは、

乳がんをきっかけに目標を立てよう
この日から私は1mmでも成長しよう
乳がんにならないと見えなかった景色をじっくり見ていこう」ということ。

 

乳がん告知の日に決めた4つの目標

告知の日に「乳がんをきっかけに私は変わろう」と思って決意した4つのこと。

①病前より優しくなる(他人にも自分にも世界にも)
②病前より綺麗になる(当社比)
③病前より稼ぐ(当社比)
④自分との約束を守る
⑤無理をしない

乳がんが私に気づかせたくれたことなのかもしれません。
壮大で図々しいですが、ホルモン療法中の今も、ホルモン療法が終わっても、再発・転移したとしても、私はこの目標をずっと大切にしていきたいと思っています。

ちなみに、この告知の日に友人と訪れたのはパクチー料理のお店。
イタリアンをベースにほぼ全てのお料理にパクチーを使用するという、なかなか個性的なレストランでして、とても美味しかったです。
今でもパクチーを見るたびに、乳がん告知の日のことを思い出します。

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