経過観察としての3カ月ごとの定期検診
告知から535日目 術後502日目 ラストケモ328日目 ラスト放射線221日目
手術・抗がん剤・放射線を治療を終え、現在はホルモン療法を続けながら3カ月ごとに主治医の診察を受けています。
この日に合わせてリュープリン注射を打ち、ホルモン剤(タモキシフェン)と漢方を処方。
そして半年ごとの採血で、腫瘍マーカーも確認。
確認と安心のための通院なので、これまでよりもずっと気持ちがラクですよね。
3カ月ごとに主治医と会える安心感がとても大きい。
再発・転移にビクビクしている自分もどこかにいますが、
それでも主治医と話せることで気持ちの安定につながっています。
この3カ月ごとの通院が近づくと、事前に「主治医に何を伝えるか・何を相談するか」を整理しようとするので、
自分の状況の振り返りのきっかけとしても良いサイクルだと思います。
ホルモン療法(タモキシフェン)の副作用を相談
この日、主治医に伝えたことは次の通りです。
【2021年2月 主治医に伝えたことリスト】
・タモの副作用として、ホットフラッシュ・頭痛・手足のこわばりは慣れてきた
・肌の乾燥がかなり強い
・タモによる気持ちの落ち込み・頭痛が大きく、これが長く続くと辛い
・漢方を加味逍遥散から加味帰脾湯に変更して、夜は眠りやすくなった
・ホトフラには加味逍遥散のほうが効いているので併用してもよいか
・タモの副作用は慣れるのか、10年このままなのか、それとも酷くなるのか
・手術後は比較的きれいなので先生に感謝
主にタモキシフェンの副作用に関することが中心になりました。
もう少し時間がたつと慣れるのでは?という期待もありますが、それでも今はきつい。
ホルモン療法を休むことも1つの選択肢
【主治医の回答】
・肌の乾燥がかなり強い
→「ホルモン療法で潤いが少なる人も多いので、保湿剤を多めに処方しましょう」
・タモによる気持ちの落ち込み・頭痛が大きく、これが長く続くと辛い
・タモの副作用は慣れるのか、10年このままなのか、それとも酷くなるのか
→「副作用は個人差があるので、ラクになる人・酷くなる人それぞれ。
つらい日は自分の判断で、タモ服用を1週間ほど辞めても問題なし。
つらい場合は、数カ月~1年の休薬も検討していきましょう。
ホルモン療法はあくまで予防のための治療なので、QOLを下げてまで続けることはない」
・漢方を加味逍遥散から加味帰脾湯に変更して、夜は眠りやすくなった
・ホトフラには加味逍遥散のほうが効いているので併用してもよいか
→「成分が重なっているので、両方同時に飲まなければ併用してOK。朝に加味逍遥散、昼夜に加味帰脾湯など。
人によって効果はそれぞれなので、いろいろ試してOK」
ホルモン療法を続けるか、辞めるか
主治医から、「無理して続ける必要はない」という言葉を聴けただけでホッとしました。
妙なところで真面目なので、「絶対飲まなければ!」というプレッシャーが自分の中であったのだと思います。
本当につらかったら辞めればいい。
そう思えるだけで気持ちはすーっとラクになったのは不思議でした。
今すぐ辞めるという決断はせず、もう少し様子を見てから考えようと思います。
腫瘍マーカーの結果と次回の予約
採血の結果、腫瘍マーカーは問題ないとのこと。
ちょっと貧血気味という数字は出ているけれど、気にするほどではなさそうです。
ひとまず安心。
次回は5月に検診。
そして、1年ごとのマンモと超音波の検査を7月にすることになりました。
ホルモン療法中、今回の領収証と診療明細
今回の領収証と診療明細書です。
リュープリン注射の金額が保険適用で2万円は大きいですね。
それにしても、採血も診察も待ち時間が長い。
コロナ禍で前回11月までは非常に人が少なかったのですが、ずいぶんと患者さんが戻ってきたなあという印象です。
少しでも早くコロナ禍が収束して、患者さんたちが安心してがん治療を行えるよう祈るばかりです。